アジュガ(Ajuga reptans L.)の適正栽植密度と雑草抑制効果
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[要約]
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アジュガの最適栽植密度は、9本/uである。栽植後1年間で被覆率85%に達し、雑草量を抑制する。アジュガが地表を被覆するまで、栽植後1年間は除草を必要とするが、その後の除草時間は大幅に削減できる。
福井県農業試験場・園芸バイテク部・花き研究チーム
[連絡先]0776-54-5100
[部会名]野菜・花き
[専門]環境保全
[対象]緑化植物
[分類]指 導
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[背景・ねらい]
- 農村地域の景観向上と畦畔の雑草管理の省力化を目的として、草丈が低く、地表面を密に覆いながら生長する地被植物のアジュガが、導入されている。しかし、アジュガの被覆速度並びに導入する際の最適な栽植密度が明らかでなく、また栽植初期の除草時間が問題となっている。そこで、アジュガの最適な栽植密度、被覆速度、及び雑草抑制効果を明らかにした。
[成果の内容・特徴]
- @アジュガはマルチの有無に関わらず、全面被覆するまでに栽植高密度(16本区、25本区)では1年間、低密度(4本区、9本区)では2年間を要する(図1)。
- A雑草量は、アジュガの栽植後1年間は、裸地と比べて無マルチでは65%以下、マルチでは25%以下にまで抑制できる(図2)。
- B無マルチでは、栽植後1年間の除草時間(分/u/人)は高密度ほど増加し、特に高密度区は裸地の3倍以上を要する。2年目には被覆率が増加し、除草時間は全ての区で裸地以下となる。マルチの場合、栽植後1年間の除草時間は4〜16本の栽植密度で、無マルチ、裸地に比べ、大幅に短縮できる(図3)。
- C最適栽植密度は、被覆速度、雑草抑制効果、および除草時間短縮効果から9本/uと判断される。
[成果の活用面・留意点]
- @手取り除草が行える畦畔にアジュガを栽植すれば、2年目以降は除草時間の削減になる。
- A育苗用土1リットルに緩効性肥料(14ー12ー14)を20g施用する。
- B栽植の際は事前に除草し、施肥はしない。
[その他]
研究課題名:福井型花き産地育成技術の開発
予算区分 :県単
研究期間 :平成8年度(平成6〜10年)
研究論文等:ジュガ(Ajuga reptans L.)による雑草抑制効果、平成8年度園芸学会北陸支部研究発表要旨、1996年。
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