ヤマウド栽培に対する簡易籾がら暗渠排水の生育促進効果
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[要約]
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排水不良地でのヤマウド栽培では、安価な簡易籾がら暗渠で排水効果が高く、大幅な生育促進効果が認められる。
新潟県中山間地農業技術センター・特産課
[連絡先]0258-89-2330
[部会名]野菜・花き
[専門]農地整備
[対象]葉菜類
[分類]指 導
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[背景・ねらい]
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中山間地域では、ヤマウドを主として転作用に導入して特産地域化が図られているが、生育量や収量に圃場間の差がかなりみられる。そこで最も大きい要因と思われる排水対策について簡易で安価な籾がら暗渠を施工し、排水対策を行った場合の生育促進効果を明らかにして生産技術対策の資料とする。
[成果の内容・特徴]
- @25PSトラクターに装着可能な籾がらトレンチャーで、掘削深60p幅7pとし、籾がらを35p充鎮、施工間隔2.5mで10アール当たり工事費概算18,405円と安価である(表1)。
- A簡易籾がら暗渠の排水効果は高く、土壌水分計で20pと40pの深さを測定したところ、特に40p深の土壌への効果が高い(図1)。
- B定植初年目の生育は、草丈、本数では判然としないが、葉色値は明確に向上する(データ略)。
- C定植後2年目の春には草丈・本数ともに差があり、秋には地上部、地下部とも大幅な生育促進効果が認められる(表2)。
[成果の活用面・留意点]
- @転作田など排水不良地で取り組むと良い。
- A圃場条件が、水平、土性CL、粘土18.5%、シルト21.6%の旧転作桑園跡地で、いわゆる排水不良地での結果である。
- Bヤマウドの栽培は、実生で、2月播種、8月上旬定植の結果である。
[その他]
研究課題名:希少有用植物等の増殖技術確立による高品質安定生産技術
農地の有効利用と軽労働化に向けた生産基盤保全技術の確立
予算区分 :国補(地域基幹農業技術体系化促進研究)
研究期間 :平成8年度(平成6〜9年)
研究論文等:なし
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