連携大学院(研究分野の紹介)
エチレン生合成の制御機構の解析
エチレンは果実の成熟促進や耐病性反応などに関わる重要な植物ホルモンです。植物は必要な時にだけ必要量のエチレンを合成し、こうした生理反応を誘導するのですが、どのようにして適確に生合成を調節しているのでしょうか?私たちは、植物固有のETO1というタンパク質がこの調節機構において重要な働きをしていることを見出し、植物がETO1タンパク質を用いてエチレン生合成を制御するしくみを調べています(参考1 *北陸研究センターニュース第17号、参考2 *平成18年度作物研究成果情報)。
イネの花器官形成機構の分子遺伝学的解析
イネの花の形作りの遺伝的メカニズムと開花・受精の関係についても研究を行っています。特に、MADSボックスという構造を持つ一連の転写調節因子の機能について、形質転換植物や突然変異体などを用いて解析しています(参考3 *プレスリリース)。

左:ETO1タンパク質によるエチレン生合成制御のモデル 右:緑色蛍光タンパク質遺伝子を導入したイネ突然変異体の花
