出前技術指導:耕うん同時畝立て作業技術
▼紹介パンフレット[PDF]
| 全8ページ |
P.1(表紙) |
P.2(大豆1) |
P.3(大豆2) |
P.4(大豆3) |
P.5(汎用) |
P.6(麦・そば) |
P.7(野菜) |
P.8(とうもろこし) |
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目 的
- 北陸地域などの水田では重粘な土壌が広く分布しているため、転換畑で大豆を栽培する場合、湿害が問題になります。 そのため、耕うんと同時に畝立てを行い、大豆を播種することにより、湿害を回避する作業技術を開発しました。
作業機の特徴
- 作業機は、重粘な土壌で土が細かくなりやすい逆転ロータリを使用しています。その耕うん軸を改造し、耕うん爪の取り付け方向を変えられるようにしました。耕うん爪を畝の中心に向けて曲がりを揃えて取り付ることで、耕うんと同時に畝を作ることができます。さらに後方に施肥・播種機を取り付けていますので、耕うん・畝立て・施肥・播種の作業をすべ て1工程で行うことができます。
作業精度・能率等
- 作業機の耕うん幅は約170cmと220cmです。そのため、一行程で70-80cmの畝を2もしくは3条作ることができます。畝の高さは約10cm程度で、作業能率は1日当たり約1ha(2条用)、1.5ha(3条用)です。また作業できるトラクタは約30 ~45馬力(2条用)、60~85馬力(3条用)程度です。
技術の特徴
- 最初から畝の上に大豆を播種するため、地下水位が低く土壌水分も低くなります。また土の中へも酸素が十分に行きわたるため、大豆の生育が盛んになります。特に湿害が発生する圃場では、下位の節からの分枝が多く発生し、莢数が増加して、大豆収量が1~2割増加します。さらに大豆の粒径も大きくなります。作業機は本体価格約63万円(2条用)、101万円(3条用)で松山(株)(ニプロ)から販売されています。耕うん幅の異なる作業機についても販売が検討されています。
耕うん爪の配列を変更することにより、そばや麦の耕うん同時畝立て播種、野菜の耕うん同時畝立て(マルチ)にも対 応できます。詳細は下記の研究担当者までお問い合わせ下さい。
留意事項
- 畝立て栽培でも地表排水の促進は重要なので、畝間を明渠につなぎ、畝間の水が排水されるようにすることが重要です。
- 指導内容および指導期間
大豆の播種作業を対象に行います。地域によっては播種期間が短いため、希望が集中しますと、ご希望に沿えない場合があります。あらかじめご了承下さい。
そば、麦などの耕うん同時畝立て播種、野菜の耕うん同時畝立て(マルチ)作業にも使用できます。栽培様式や対象作物等、お問い合わせ下さい。
- 作業機等の持出しについて
基本的には、ロータリと播種機のみの持出しとなります。大豆の畝立て播種の条間は75cmを基準とした2条用と3条用の播種です。播種機は回転目皿式、施肥機も付属しています。出前技術指導実施要領に沿って行います。細かい部分や不明な部分は、お問い合わせ下さい。
- その他
畝立てができるアップカットロータリは、本体約66万(2条用)、101万(3条用)で市販化されています。他の畝立てが可能な耕うん幅のロータリについても、市販化が検討されています。
問い合わせまたは申し込み先
- 指導要望がある場合は、連絡窓口に下記の要領で申し込んでください。その他、技術内容についての詳細事項やご質問については、研究担当者と打ち合わせて下さい。
- 研究担当者(問い合わせ先)
北陸水田輪作研究チーム(新潟県上越市) (電話):025-526-3236
- 申込み先(連絡窓口)
北陸研究センター・連絡調整チーム(電話):025-526-3215
郵送先:〒943-0193 新潟県上越市稲田1-2-1 中央農業総合研究センター北陸研究センター連絡調整チーム
- 申込み方法
出前指導申込み用紙 (テキストファイル) にご記入の上申込先にファクス(025-524-8578)か郵送して下さい。
*出前技術指導実施要領 をご確認下さい。